小3、小4の算数勉強法
学年の変わり目なら、次の学年になる前に次のことはさせておきましょう。
小3→小4
4年からは本格的な受験勉強を、遅くとも夏休みからは始めたいところです。
塾では、4年のうちに受験に必要な土台になる内容(算数の場合は計算、図形、文章題の基礎)といったことを、早い所では2月からやっていきます。
スタートが肝心ですから、できれば4年の初めからは塾に行かせたほうがいいと思います。
じゃ、3年の今の時期には何をすべきなのか?
計算力を磨いてあげること。それと同時に、数に関する感覚を育てること。
(国語なら、漢字や言葉、その感覚)
使う問題集は何でもいいと思います。とにかく、集中的にやって、土台をしっかり作ることが大切でしょう。○○算をさせないでいいのか、など具体的に訊かれることもあります。ですが、慌ててやることはありません。まずは土台です。
〔やり方〕
1 毎日10分、10~20問を集中させてやらせる(集中させないと無意味)
2 内容は、子供のレベルにもよりますが、2けたのたし算・ひき算は暗算で素早くできるレベルに(3けたが暗算できればOK)。
3 かけ算、わり算は筆算で正確にできるレベルに(これも「2けた×1けた」は暗算できるようにする)
4 数の感覚は、数列や、数表を埋める練習、パズル系の問題を入れていく。
言っておきますが、こういったことは「塾ではやってくれません!」 親が我が子のために真剣に取り組まないといけない。それが常識です。(もちろん、普通、学校ではやってくれない)
5 図形感覚は市販のパズル系のものを利用しましょう。(今は、右脳を鍛える系の書籍が結構本屋さんに並んでいます。)
計算が苦手で嫌いという場合は、次のソフトも役立つでしょう。
もっと速く!正確に! 数センス・計算力UPトレーニング すうトレ
少しでも計算を楽しんでやっていきたいといのなら、次の問題集も役立つと思います。
Z会グレードアップ問題集 小学3年 算数 計算・図形―かっこいい小学生になろう
この問題種は小学1年~3年まであるようです。