間違いだらけの算数勉強法

小4、小5の算数学習法

塾に通っている場合とそうでない場合で大きく異なってきます。

既に進学塾に通っている場合

ぼくの塾では、次のようなことを奨励しています。

・通年のテキストの練習問題ばかりを、1年分通して解く。

・目次のコピーを用意し、そこに練習問題のできを記入する。

・正答率の低かったところから、例題、練習問題をやり直す。

5年になる前に、土台をしっかり仕上げることが大切です。

もう5年になっている場合は、できれば5月ぐらいまでに上の作業を終了しておきます。

5年の学習も中盤になれば、重要な単元が次々出てきますから、ひとつひとつの単元を確実に仕上げることを優先しましょう。

塾に行ってない人で、5年から塾を考えている人

小数のたし算・ひき算・かけ算・わり算、分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算、これらは、塾での5年の授業開始時にできていないと困ることが多い。市販の計算用のテキストで練習させてできるようにしておくこと。

簡単な三角形や台形、円の求積。これもできるようにしておくこと。

3.14の掛け算(1×3.14,2×3.14,3×3.14,…,9×3.14)の答えを覚えておくことも大切です。

5年から塾に入る人には2通りあります。

1つは、急に子供が受験したいと言い出したパターン。

この場合、準備ができていないので、入塾テストで不合格になる可能性もあります。ですが、少子化で、塾も生徒数を確保する必要から、多少成績が足らなくても合格となることも多く、そうなると、その後の勉強が大変になります。

入塾するまでに、上に書いたことは、短時間でもいいのでしっかりやっておくことをお勧めします。

2つ目は、ある程度受験を意識して家庭学習させてきたが、限界を感じて、または予定通り5年から塾に入れるパターン。

この場合は、逆にメキメキ成績を上げていく人が多いように思います。

早くから塾に通っている子らよりいい成績を取って、希望校に合格していくケースが多いように思います。

受験に必要な費用が少なくて済むので、とても親孝行ですね。