6年の9月からの勉強は?
最後の最後には親が支えになってあげましょう
11月になるまでの2ヶ月間で、「ベストチェック」を使って、基本解法パターンを徹底的に攻略してしまうこと。
たとえば、この時点で、あなたの子どもが進学塾へ通っていて、算数の成績が思うように伸びていないなら、思い切って塾をやめさせるか、休ませるかしたほうがいいです。
で、親が責任を持って、計画を立て、みっちりと、子どもの面倒を見ましょう。または受験を専門にしている個別指導もいいですね。経験が十分な先生なら任せてしまっても大丈夫ですよ。
そんな・・・不安で、とおっしゃるなら、受験はあきらめなさい。
塾に行って、ついていけない授業に出席して、成績も上がらず、中途半端な時間を過ごすのなら、高い授業料をドブに捨てているようなもの。
もっと、子どもの成績が上がる方法を真剣に模索してあげましょうよ。
集中的に、信頼できる家庭教師に見てもらうとか、塾の個別授業があれば、そこに、事情を話して、徹底的に指導してもらうとか、いくらでも方法はありますよね。
とにかく、入試問題を、遅くとも11月には開始する必要がありますから、それに向けてこの2ヶ月は有効に使うしかありません。
何しろ、時間が限られているのですから。
過去問を徹底的に解きましょう
そして、入試問題。どこまで解けるか?どんな問題か?
どんどん楽しみながら解くしかありませんね。
だけど、決してやりっぱなしにさせないこと。
過去問は、最もすぐれた予想問題です。
過去問を徹底的に攻略しておくことで、問題の難易度や、その学校の出題形式、クセにも慣れ、本番で、落ち着いて問題が解けます。
中学入試『10倍分かる過去問(映像授業)』首都圏110校・5年分 算・理
関西では、「近畿の中学入試」(標準編・発展編)といったような教材も書店にありますから、志望校だけではなく、さまざまな問題に触れておくのもいいでしょう。